Order Types and Specifications - Buy Sell Stop Trade MetaTrader

注文種別と仕様

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注文種別と仕様

入門 第 20章

金融市場におけるFXプロフェッショナル・トレーニングへようこそ。このセッションでは、注文種別、仕様、損益、指値注文、注文の変更、注文の決済について説明します。

即時決済

注文については、その実行方法によって、2つに分類できます。即時決済とマーケット(カウントダウン)決済です。取引業者が即時決済を提供している場合、トレーダーが厳密な価格で商品取引を望む場合、取引業者は、正確にその希望価格で注文を出さなくてはなりません。注文が受け付けられない場合、取引業者は、調整後の価格で注文を出す方が良いかどうかをそのトレーダーに訊ねるでしょう。取引業者が即時注文を提供していない場合は、トレーダーが厳密な価格での注文を望んだにもかかわらず、その希望価格で注文を出せない場合、取引業者はその希望価格に近い価格で注文を確定する権利を保持しています。即時決済での「買い」と「売り」は、その通りに呼ばれますが、成行決済では「成行買い」および「成行売り」と呼ばれます。

  • 利益確定

利益確定、または利益額を省略してTPと呼ばれますが、これは市場価格が設定価格を満たす時のために、注文に設定した上限です。基本的に、価格がその利益確定上限を満たせば、注文は自動的に決済されます。当然ながら、買い注文では、利益確定価格は現在価格より高い必要があります。反対に、売り注文の場合、利益確定価格は現在の価格よりも低く設定しなくてはなりません。

損切り

損切り、または損失金額を省略してSLと呼ばれますが、これは市場価格が注文の予測と反対に推移した場合でも損失を制限するために選択した価格です。買いSL注文は現在価格よりも低く、しかし、売りSL注文は現在価格よりも高い価格である必要があります。SLは、価格変動の大きな市場や、金曜日から月曜日の間に大きな価格差が生じる可能性のある週末に、特に強くお勧めします。価格差は10から200ピップスに至る場合もあるのです。?

Order Types and Specifications - Take Profit and Stop Loss of Orders - Value, Sell and Buy by Market

保証

ICMBrokersなど一部の取引業者は、市場営業日 (金曜日から月曜日の差は含まず)のSLおよびTPの実行を保証しているため、SLまたはTPが市場価格と合致すればすぐに自動的に決済をしてくれます。金、原油、株の取引をする人にとって、保証は非常に重要です。

偏差

市場価格が大きく変動している時は、希望価格に厳密な注文や決済ができないため、価格変更やリクオートが発生します。取引業者がトレーダーの希望価格に近い大体の金額で注文や決済をするために、[注文ウィンドウ]で見積価格を有効にすべきです。このオプションは、即時決済注文を提供する取引業者で利用可能です。成行決済注文の業者では、すべての注文にこのオプションがすでに適用されています。

Order Types and Specifications - SL and TP in Volatile Market with Price Gap - Order Guarantee of Price

注文ウィンドウ

注文ウィンドウを開く方法はいくつかあり、最も簡単な方法は一番上のツールバーの[新規注文]ボタンを押す、あるいはキーボードショートカットF9を押す方法です。最初のフィールドで商品を選択します。ここには業者が取り扱う有効な商品のみがリストされています。例えば、EURUSD-Askは、FXOpenの業者では取引できません。なぜならこの業者は、EURUSDとEURUSD-Askの記号をいずれも同様に表現しているからです。[マーケットウォッチ]では、これらの記号がいずれもリストされており、それぞれの記号の上にポインタを停止させると、その商品の詳細を記載したボックスが表示されます。取引オプションの前面に「No」と表示されると、この業者で取引可能な商品ではないということです。ですから、FXOpenではEURUSDが取引可能となっています。[新規注文]ウィンドウを開いた後、チャートをGBPUSDに変更し、EURUSD-Askチャートを表示した場合、GBPUSDは自動的にボックスでいっぱいになります。[注文ウィンドウ]では取引可能な商品を選択することが不可欠です。

Order Types and Specifications - Deviation and Re-quote in Market Execution - New Order Window for Trading

次のボックスで、取引数量を考慮する必要があります。コメントボックスは、将来その取引に関する情報や正当性を確認する際に役に立ちます。FXOpenは即時決済を行わないため、売・買ボタンは「成行売」・「成行買」となっています。これは、業者が希望価格ちょうどで注文を約定することを保証しないことを意味しますが、それに近い市場価格を業者が自動的に選択します。たとえば、前回の売り注文に追加して売り注文が選択された場合、優先時間軸が選択されているかどうかを見ることができます。トレーダーは、単に「成行買」を押せば、買いのオプションを選択することができるのです。

FXProなど、即時決済を提供している取引業者で口座を開設できます。[新規注文]ボタンが選択されている場合、SLおよびTPのフィールドが有効で、ユーザーの定義する数字を入力できます。これらのフィールドの上・下ボタンを押すことで、 MT4が現在価格を自動的に入力してくれます。注文種別は[種別]フィールドに表示されます。自分の予測に従って、売りまたは買いボタンを選択できます。変動の激しい市場で、価格変更やリクオートを削除するには、「見積価格からの最大偏差の有効化」のチェックボックスをオンにします。最大偏差は、取引業者が変動の大きな市場での注文を想定したピップレートを表示します。例えば、トレーダーの許可により4か10ピップでしょう。たとえば、EURUSDの0.1ロットの売り注文が出されるとします。TPは手動入力も可能ですが、上・下ボタンを使ってTP価格を決める方が適切でしょう。売り注文のTPは現在の価格よりも低くする必要があるため、この例ではTP価格を下げなければなりません。次のステップで[売]ボタンを押すと、TP価格が設定されたEURUSDの売り注文が約定します。最近のMT4プラットフォームでは、TPやSL価格を選択、変更、削除することができ、さらに、チャート上で簡単に動かすことができます。

Order Types and Specifications - Sell and Buy by Market with SL and TP of Quoted Price Symbol

トレーダーは、同じ取引業者が提供していても、デモ口座と取引口座との間で大きな違いがあることを考慮する必要があります。ほとんどの取引業者は、取引口座よりもデモ口座の方が手数料やスプレッドを低く設定しており、より高速なプラットフォーム対応のサービスとなっています。デモ口座のサービスが素晴らしくても、取引口座が満足できるものだということではありません。

指値注文

指値注文はリミット(利益確定)とストップ(損切り)注文に分類することができます。

買いのリミット(指値買い)注文は、市場が下降傾向であっても、現在価格よりも低い特定の価格(エントリー価格)に達した時点から上昇傾向に転じると推測されるときに出すべきです。そして買いのリミット注文は、市場の上昇傾向が推測される場合に、現在価格よりも低い価格で出すものです。

買いのストップ(逆指値買い)注文は、市場価格が一定額まで上昇し、さらに上昇傾向が見込まれる場合に、高めの価格で出します。そのため、買いのストップ注文は、現在の価格より高い価格にする必要があります。

売りのリミット(指値売り)注文は、市場が上昇傾向であるが、現在価格よりも高い特定の価格(エントリー価格)に達した時点から下降傾向に転じると推測するときに出すべきです。売りのリミット注文では、現在価格より高い価格を入力する必要があります。

Order Types and Specifications - Volume of Sell or Buy Orders - Expiry Time of Pending Orders MetaTrader

売りのストップ(逆指値売り)注文は、市場価格が現在価格より低いある特定の価格に合致した後、さらなる下落が推測される場合に出されます。そのため、売りのストップ注文を現在価格より低い価格で行う必要があります。

結論として、リミット(指値)注文は特定の価格を境に傾向が逆転する予測に対して行う一方、ストップ(逆指値)注文は価格が重大なレベルに到達した後にも市場傾向が反転することなく継続すると予測されるときに行うものだということです。

指値注文については、それぞれに行使期限日を決め、それまでに価格が指定の価格に合致したときに注文を実行されます。次の例では、前述の問題が明確になっています。あるトレーダーが、新規注文ウィンドウからEURUSDを開きます。注文種別を[指値注文]に変更します。注文画面に新しいオプションが示されます。この例では、買いのストップ(逆指値買い)注文が選択されたので、開始価格を現在の価格より高くする必要があります。注文ウィンドウの最下部に、買いのストップ注文出すために現在価格に追加する必要のある最小ピップに関するコメントが表示されます。為替市場では2から20ピップス程度ですが、商品取引市場ではもっと高いピップスが通常です。この例では、現在の価格は1.37221のため、1.37400で買いのストップ注文が可能です。注文ボタンをクリックした後、注文が送信され、その詳細情報とともにチャートに表示されます。例えば、価格が上昇すると予測したにも関わらず、上向きになる前にある価格まで下落したとしましょう。そこで、EURUSDの価格1.37020で買いリミット(指値買い)注文を出します。予測どおり、市場価格は一定のレベルまで下がった後、上昇傾向となり、1.37400を超えました。

Order Types and Specifications - Sell and Buy Limit in Forex Market Trading Platform MetaTrader MT4

GBPUSDでは、トレーダーは下落傾向を予測し、現在価格から10ピップス低い価格で売りのストップ(逆指値売り)注文を出します。価格ボックスに1.6790を入力し、 [注文]ボタンを押します。もし、下落傾向の前に多少の上向きの動きを予測するなら、価格1.6850で売りリミット(指値売り)注文を出せます。指定されたチャートに、この両方の注文が表示されます。有効期限が指定されている注文がある場合、優先する注文を右クリックします。メニューから[変更]オプションを選択して、注文ウィンドウから[有効期限]のチェックボックスを有効にします。有効期限は新規注文の際に選択でき、または約定済みであれば変更ウィンドウからも設定できます。有効期限には、特定の年月日および時間を指定できます。有効期限付きの注文は、その期限日に達するまで有効です。

変更

注文の変更は、すべての注文におけるSL、TP、有効期限に適用することができます。注文は、ターミナルウィンドウの[取引]タブに表示されています。TPフィールドで、TP価格との差が10ピップス未満の注文は緑色に、SLフィールドでSL価格との差が10ピップス未満の注文は赤色になります。約定済みの注文はまとめて分類され、指値注文は別のグループとして保留されます。たとえば、約定済みの売り注文は、その注文を右クリックして[変更]または[削除]オプションで変更可能です。この例では、SL価格は適用されていません。それを手動で入力するか、または[レベル]フィールドから現在価格とSL価格の差額を選択することができます。[レベル]で表示される値はピペットの単位で表しますから、100ポイントは10ピップスの差額を意味します。そして、SLおよびTP価格は、変更ウィンドウから変更できます。また、金額を選択してキーボードの[Backspace]ボタンを押すことで、その特定の注文から削除できます。変更ウィンドウの[取引]タブから、簡単にSLやTP価格を追加することができます。指値注文の変更も同じ方法で行うことができます。たとえば、買いのストップ注文では、価格、SL、TP、および有効期限を変更できます。指値注文の削除については、変更ウィンドウから削除でき、あるいは、ターミナルウィンドウの[取引]タブにあるそれぞれの注文のずっと右端にある [削除] ボタンを使うことでも可能です。

Order Types and Specifications - Order Stop Loss, Take Profit and Volume Amount - Account History

トレイリング・ストップとブレイクイーブン

TPポイントに向かって価格が推移する取引では、SL価格が開始価格となる注文を出すことができます。このオプションをトレイリング・ストップと言います。トレイリング・ストップ値を選択すると、価格がTP価格に向かってより高い水準で推移する場合、現在価格からトレイリング・ストップ値を含んだ新規の価格で、SLが自動的に移動します。ブレイクイーブンはもう一つのオプションで、SL価格を手動で動かすことができます。

注文に対して、トレイリング・ストップを設定する例を示します。ターミナルウィンドウの[取引]タブで、商品名を右クリックし、トレイディング・ストップのオプションで数値を選択できます。この例では、トレイディング・ストップの値は15ポイントに設定されています。これは、価格がTP価格に向けて15ピペットが移動するたびに、SLが現在価格から15ピペット回避することを意味します。そのため、市場価格がTPポイントに向かって下落した場合、SLは注文価格となり、さらにTP価格に向かうことで、現在価格より15ピペット離れようと新たな価格へ移動します。通常、15ピペットという値は、通常の市場変動でも短時間で到達してしまう小さな値なので、小さなトレイディング・ストップ値だとあっという間に注文決済となってしまうでしょう。この注文は、新規のSL価格の合致をもって、小さなオシレーション振動とともに自動的に決済されます。TPおよびSL値を指定して、別の注文を出すことができます。より高いポイントを入力したい場合は、 [カスタム]オプションを選択し、好きな値を入力することができます。この値はピペット表示ですので、40ピップスを希望する場合は400ピペットを入力する必要があります。通常の市場変動において、推奨されるトレイリング・ストップは400ポイント前後です。

ポジションの決済

注文は全体を、または部分的に決済することができます。ターミナルウィンドウに、保有中の注文がすべて表示されます。その値は0.1のものもあれば、もっと大きいものもあります。たとえば、変更ウィンドウから注文を決済することができます。変更ウィンドウで[決済]ボタンを押すことで、決済が完了します。また、注文の一部を決済するには、変更ウィンドウでその注文の数量を変更します。1ロットの注文で、[数量]フィールドに0.2ロットを入力し、[決済] ボタンをクリックした場合、その注文から0.2ロットが差し引かれます。その注文は、0.8ロット残っています。注文の部分決済ができるかどうかは、取引業者が提供したアカウントのタイプによって異なります。例えば、FXProの取引数量は0.1ロット単位なので、数量を0.1ロット未満に減らせませんが、ICMBrokersでは0.01ロットの取引ができるため、0.1ロットの注文でも部分決済が可能です。

Order Types and Specifications - Trailing Stop and Break Even in Financial MArket - Pip and Pippet in Trading

売り注文で、価格がSLポイントに合致する場合、注文は決済されますが、価格がTPレベルに達した場合には、TPにスプレッドを加えた値を超えなければ決済されません。買い注文では、注文が決済されるには、TP価格に達する必要があります。価格がSL価格に向かって推移する場合、SL価格に到達しなくても決済されます。SL価格にスプレッドを加えた値の方が、SL価格より注文価格に近くなるからです。たとえば、こちらの注文で、SL価格が1.66955、GBPUSDのスプレッドが2ピップスだとすれば、注文は1.66975で決済されます。売りのストップ注文では、価格が売りストップ価格に達した時点で指値注文が実行されますが、買いのストップ注文ではスプレッド分が計上され、より早く決済されます。

Order Types and Specifications - Exit Price and Closing Position of a Trade - Partial Closure Policy and Terms of Brokers

これでこのセッションは終了です。次回をお楽しみに。

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