Moving Average Indicator and its Particularities - Forex Market

移動平均線とその特性

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移動平均線とその特性

FX 入門 第38章

金融市場におけるFXプロフェッショナル・トレーニングへようこそ。このセッションでは、移動平均線の指標とその特性について説明します。

移動平均線指標

移動平均線は、トレーダーがカスタマイズすることができる一定期間の価格の平均のことです。短い時間枠から計算される移動平均線は動きが速いのですが、時間枠が長くなるほど多くのデータの計算が必要なことから、移動平均線の表示が遅くなります。

移動平均線には4種類あります。単純移動平均、指数平滑平均、平滑移動平均、加重移動平均です。

SMAつまり単純移動平均線は、価格データの合計をデータ数で割ることで求められます。

Moving Average Indicator and its Particularities - Simple, Exponential, Smooth and Linear-Weighted

EMAつまり指数平滑平均線は、価格データに累乗指数を乗じたものの合計をデータ数で割ることで求められます。各データの重要性については、その新しさによるということが明らかです。最新のニュースは、昔の新聞と比較して、市場への影響力がより重大で動きが早いので、SMAはそれに少し遅れて追随します。

SMMAつまり平滑移動平均線は、指数移動平均線に似ていますが、より長期間のデータを反映します。長期間のデータを反映しているため、SMMAはEMAよりも穏やかな動きです。

LWMAつまり線形加重移動平均線は、価格データの合計に一定の加重を乗じ、それをデータ数で割ることで求められます。直近の価格を乗じた値を最大の重みとして、LWMAに挿入されている価格の数に等しくなります。各価格の重みが時間枠の数だけ最新の価格から差し引かれるので、最も前の時間枠は1倍となります。

SMAと市場価格あるいは別の種類のSMAの間の関係は以下の通りです。

Moving Average Indicator and its Particularities - Linear Weighted LWMA - Exponential EMA - Simple SMA - Smooth SMMA

  1. 価格と SMA:市場価格がSMAより下の場合、売り注文がより適切でしょう。市場価格がSMAより上の場合、価格トレンドが上向きと言えるでしょう。
  2. 価格と SMA2つで、SMA2 > SMA1のとき:価格がSMA1より下で、SMA2がSMA1より上の場合、売り注文が良いでしょう。価格がSMA1より上で、SMA1がSMA2より上の場合は、上昇傾向となる可能性がより高いでしょう。
  3. 価格と SMA3つで、SMA2 > SMA2 > SMA1のとき:価格がSMA1より下で、SMA3が最高、SMA2がSMA1より上の場合、下降トレンドで進むでしょう。価格が最も上で、SMA3を指標とした場合、 SMA1がSMA2より上であれば、上昇トレンドが推測されるでしょう。

MT4では、上部のツールバーにある「指標」から「トレンド」を選び、好みのチャートにMA指標をインポートすることができます。Moving Averageウィンドウが開き、MAプロパティを変更することができます。トレーダーは「パラメーター」タブから、期間を好きな値で指定することができます。期間を多く選ぶほど、MAトレンドの更新ペースが遅くなってしまいます。トレーダーは「移動平均の種別」からMAの種類を決めることができます。また、「適用価格」オプションから、各ローソクの推定価格を定義することができます。たとえば、単純移動平均線を8期間分赤色で表示させるとします。MAの各点は8個の連続する過去の市場価格の合計を8で割って算出されます。前述の通り、価格がSMAの上にある場合、買い注文が良く、逆の場合は売り注文でしょう。指標の信頼性をより高めるため、別のSMAを表示しても良いでしょう。別のSMA13期間分を青い色で表示すると、このチャートでは2本のSMAが別の動きをすることになります。赤線が青線より高く、価格が赤線より高い場合、上向きのトレンドとなる可能性がより高いでしょう。

Moving Average Indicator and its Particularities - Simple Moving Average SMA - Upward and Downward

ここで、買い注文を出すべきところがあるのですが、それは5771ピップスに向かって上昇しているこの部分です。価格がSMA8より下に来て、SMA8がSMA13より下に動いた場合、売り注文が良いでしょう。たとえ、売り注文を出すのに良いチャンスがあったとしても、トレーダーはすべての条件が満たされるのを待つべきです。もう一つ25期間分のSMAを紫色で示し、指標の信頼性を高めることができます。原則に基づくと、長期のSMAが短期のSMAよりも下に位置し、価格がすべてのSMAより上に動いた場合、これは買い注文に適切な状態と言えるでしょう。たとえば、こちらにSMA指標による上昇トレンドの買いシグナルがあります。それ以降、次の上昇トレンドでの買いシグナルまで、市場価格と指標シグナルが注文を出すチャンスを示すことはありませんでした。移動平均は遅行指標のため、レンジ市場では信頼性の高い重要なシグナルが出せません。サポートラインおよびレジスタンスラインとなり得る特別な指標は次のとおりです。

Moving Average Indicator and its Particularities - EMA and SMA on MetaTrader Price Chart

  1. 50 期間のEMA
  2. 100 期間のSMA
  3. 200 期間のEMA

新たなMA指標を上書きすることで、古いSMAの例はチャートから削除されます。市場価格の動きとEMA50を簡単に確認することで、EMA50が価格トレンドのサポートの役割を示していることが結論づけられます。別の時間足に変更した場合でも、EMA50は価格の動きをサポートする効果があります。また、SMA100やEMA200をインポートして、さらに指標を表示することもできます。

Moving Average Indicator and its Particularities - Supportive Market Trend - Continuation Trading Signals

これでこのセッションは終了です。次回をお楽しみに。

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